タイムレポートのルール策定のコツ

公開日 収支管理 古谷 幸治
タイムレポートのルール策定のコツ

本稿では、「タイムレポートのルール策定」について解説します。

タイムレポートは、プロジェクト毎の原価を正確に算出する為に必要不可欠な情報となります。

各自が責任を持って入力する必要があります。

タイムレポートの締め切り

ポイントは、 締め切りと提出方法 です。

  • 原則的に入力は毎日行い、 毎週金曜日に提出 することが望ましい

  • チャージする時間は勤怠時間と同じ 実稼動時間を入力 する

  • 月次の 提出期限は毎月末日より2営業日後がベスト です

  • 一人でも入力漏れやミスがあると正しい原価は把握できません

提出日は絶対厳守!することを文化にしていきましょう。

タイムシートへプロジェクトを入力する場合、以下のような対策をとることができます。

  • プロジェクト毎に、受注決裁を事前に受ける

  • 該当プロジェクトは検収完了する

事前に対策をしておくことで、アサインできなくする運用が最も重要なポイント です。

有償稼働プロジェクト以外の運用について

有償稼働以外のプロジェクトについては、以下が挙げられます。

「経費・待機等」 「プリセールス(見積、資料作成含む)」 「部門会議チーム、面談、採用面接」 「有給休暇取得時」等

原価部門であって無償稼働については、上記の項目を会社毎に整理しながらプロジェクトコードを設定するのがよいでしょう。

関連する用語(採算・原価・収益認識・工数)の定義は「プロジェクト会計 用語集」にまとめています。

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古谷 幸治

監修:古谷 幸治

上場企業CFO。不動産デベロッパー・建設業・CM映像制作業を経て、2002年にITパッケージシステム会社「エンプレックス」に参画し取締役CFOに就任。2016年、大手芸能プロダクションの経営企画を経て株式会社プロジェクト・イノベーションを設立。不動産建設業の会計知識を土台に、映像制作・ソフトウェア開発/SI・ITサービス業での経営管理経験から「プロジェクト管理会計」の手法を体系化。コンサルティング先は200社超。