各費目が売上原価(製造原価)か販売管理費かを正しく判別するための工夫
目次
プロジェクト型ビジネスにおいて支払申請・経費精算・仮払精算などの処理をする際、経理担当者は、プロジェクトによって各費目が「売上原価(製造原価)」か「販売管理費」かを判別する作業が求められます。
各費目が売上原価(製造原価)か販売管理費かを判別する方法
手作業での入力の場合、 現場の担当者の所属部門や計上部門などによって、それぞれの認識でその区分を行うことになります。
社員数が50名を超えてくると、その 入力数や判別するプロジェクトの数の分だけ正確性に欠けてくるケースが多くなります。
各費目が売上原価(製造原価)か販売管理費かを正しく判別するための運用方法
プロジェクト型専用システムを活用すると、この判別を自動化することができます。
プロジェクト別に製造原価と販売管理費のいずれかに区別しておくと、こんな利点があります。
たとえば「旅費交通費」を担当者が入力し、財務会計ソフトへの仕訳データを出力する際、「旅費交通費(製造原価)」か「旅費交通費(販売管理費)」のコードへ連携させることができます。
こちらはプロジェクト型システムならではの機能要件です。
当たり前のようですが、この機能はシステム検討時に確認しておきたい機能です。
関連する用語(採算・原価・収益認識・工数)の定義は「プロジェクト会計 用語集」にまとめています。
監修:古谷 幸治
上場企業CFO。不動産デベロッパー・建設業・CM映像制作業を経て、2002年にITパッケージシステム会社「エンプレックス」に参画し取締役CFOに就任。2016年、大手芸能プロダクションの経営企画を経て株式会社プロジェクト・イノベーションを設立。不動産建設業の会計知識を土台に、映像制作・ソフトウェア開発/SI・ITサービス業での経営管理経験から「プロジェクト管理会計」の手法を体系化。コンサルティング先は200社超。